子どもの携帯スマホ依存を改善したいお母さんへ

📣 実践者の声(大庭さん)
「子供がスマホを長時間触り、課題も全くしない状態でした。口を出しすぎる過干渉をやめ、スマホの時間を子どもと話し合って一緒に決めたら、部活の朝練・夜練にも積極的に行くようになり、前向きな発言が非常に増えました。」

携帯スマホ依存に関する相談
毎日スマホばかり触っていて、
勉強を全くしません。
親ともほとんど会話をせず、
部屋に引きこもりひたすらLINEばかりしています。
どうしたらいいのでしょうか。
最近増えている携帯スマホ依存。
多くの方がスマホを渡したのが原因だと
思っているのですが実は違います。
本当の原因は家庭環境にあります。
では子どものスマホ依存を改善するために、
親はどのような対応をすればよいのでしょうか?
解決策をまとめます。
目次
わが子の携帯依存度チェック

子どもの状況によってレベルが異なります。
まずはお子さんがどの程度依存しているか
チェックしてみてください。
状況が酷ければ酷いほど、
改善までの時間もかかります。
逆に状況が軽ければ、
それほど気にしなくてもよいこともあります。
| レベル1 | よくスマホを使うがやめなさいと言えばすぐにやめられる |
|---|---|
| レベル2 | リビングでテレビを見ながらずっとスマホを触っている |
| レベル3 | 食事中やお風呂の中でもスマホを触っている |
| レベル4 | 部屋に引きこもって触っているが12時ごろまでにはやめられる |
| レベル5 | 夜中までずっとスマホを触っていて朝起きられない |
| レベル6 | 学校にも行かず寝るとき以外ずっとスマホを触っている |
下に行けば行くほど、
携帯スマホ依存レベルが上がります。
一度お子さんの状況がどれくらいか
チェックしてみてください。
参考までにレベル2くらいまでであれば、
それほど気にしなくても大丈夫です。
今どきの中学生ならよくあるレベルです。
3を超えると少し問題です。
より詳しいチェックをしたい場合は?
久里浜医療センターが公開している
「スマートフォン依存スケール」という
10項目のチェックリストを使うと、
依存傾向をより客観的に把握できます。
31点以上が依存の疑いとされています。
ただし、点数よりも重要なのは
「スコアが高い原因が何か」です。
次のセクションでその本当の原因をお伝えします。
本当の原因は家庭環境と愛情バロメータ

携帯スマホ依存になってしまうのでしょうか?
多くの方が「スマホを渡したから」と
思っているのですがこれは大きな間違いです。
原因はスマホを渡したからではなく、
愛情バロメータの低下と家庭環境に
あります。
原因1 愛情バロメータの低下
あなたとお子さんの関係が悪いと、
子どもは親と話をしたいと思いません。
すると食事中も親との会話を遮断するために、
スマホを触るようになります。
親子関係がさらに悪化すると、
そもそもリビングにいたくなくなります。
すると部屋に引きこもります。
部屋にいてもやることがないので、
仕方なくスマホを触るしかなくなるのです。
原因2 家庭環境が悪い
いくら親子関係が良好であったとしても、
家族みんなスマホばかり触っていたら、
子どもは自宅にいるのが楽しくなくなります。
すると暇つぶしでスマホを触るようになります。
スマホが触りたくて触るのではなく、
やることがないためスマホを触っている状態です。
また親子関係が良好であったとしても、
親との会話が楽しくないという場合もあります。
親と一緒にテレビを見たり話をしたりするよりも、
友達とLINEしていた方が楽しいのです。
これもスマホ依存になります。
もう一度お伝えします。
子どもが携帯スマホ依存になるのは、
スマホを渡したからではありません。
愛情バロメータの低下か家庭環境のどちらかです。
もしスマホを渡していなければ、
やることがスマホではなくゲームや漫画に
変わるだけだからです。
📣 実践者の声(たやのりさん・息子:現高1)
「中1から携帯ゲームにはまり成績がみるみる下がり、食事とお風呂以外は引きこもる毎日でした。23時に携帯を預かるルールを作ったところ、最近は23時になると自分から持ってくるようになり、朝もスムーズに起きて機嫌よく学校に行くようになりました。」

スマホ依存を直す2つのアプローチ

どのようなアプローチを行えば、
よいのでしょうか?
実はアプローチ法は意外とシンプルです。
次の2つを意識すれば改善できます。
①愛情バロメータを上げる
例えばあなたが毎日、
「靴をそろえて脱ぎなさい」
「早くお風呂に入りなさい」
「今すぐ勉強しなさい」という感じで、
子どもにガミガミ指導していたら、
お子さんはどのように感じますか?
あなたと顔を合わせたくないと思いますよね?
これが過干渉です。
これは過干渉と言って
最も愛情バロメータを下げる行為です。
もしこの状態であれば過干渉をやめることが、
スマホ依存を直す最短ルートになります。
上記以外にも、
子どもの大好きなご飯を作ったり、
子どもの要求を聞くなどすると、
愛情バロメータは上がります。
詳しくは思春期の子育てメール講座を
参考にしてみてください。
②家庭を楽しい雰囲気にする
旦那さんが家に帰ってきて、
毎日職場の愚痴を言っていたら、
子どもはどのように感じるでしょうか?
その場にいたくないと思いますよね?
日ごろ辛いこともあると思いますが、
それを家庭に持ち込めば持ち込むほど、
お子さんはどんどんスマホ依存になります。
- 家族で楽しく果物を食べながらテレビを見る時間を作る
- 時には親子で一緒にゲームをする時間を作る
- 食後に公園にポケモンを捕まえに行く
こういった家庭が楽しいと感じられるような、
雰囲気を作ることでスマホ依存を解消できます。
「スマホを取り上げる」が逆効果な本当の理由
多くのお母さんが最初に試みるのが
「スマホを取り上げる」という方法です。
しかし、これは多くの場合、
状況をさらに悪化させます。
なぜなら、スマホを取り上げられた子どもは
「親に支配された」「信頼されていない」
と感じるからです。
その結果、愛情バロメータがさらに下がり、
親と話したくない→部屋に閉じこもる
→スマホへの依存がさらに深まる
という悪循環に入ってしまいます。
スマホを取り上げることで子どもが暴れたり、
暴言が激しくなった経験はありませんか?
それはこの悪循環が起きているサインです。
もし昼夜逆転に発展しているときは?

スマホ依存を解消するうえで、
スマホを取り上げるという行為は、
必要ありません。
愛情バロメータをあげ、
家庭を楽しい雰囲気にすれば、
少しずつ改善できるからです。
しかしスマホを使っていることで、
子どもが昼夜逆転生活になり、
体調を崩している場合は別です。
この場合タイミングを見て、
スマホを取り上げるという対応をする必要があります。
そうでもしないとさらに昼夜逆転が酷くなり、
いずれ病気になってしまうからです。
ただタイミングややり方を間違えると、
子どもが暴れて怪我をする可能性があります。
それはそれで危険ですので、
一度専門家に相談することをお勧めします。
私に相談していただいてもいいですし、
専門機関をご紹介することも可能です。
SNSいじめ、うつ、睡眠障害など二次障害の対策法

スマホ依存症の二次障害は
たくさんあります。
実は依存症よりも、
そちらの方が危険です。
この記事の最後に、
よくある3つの二次障害の対策法をまとめます。
お子さんが該当していたら、
早めに対策しましょう。
SNSいじめに巻き込まれる
TwitterやLINEなどを使ったSNSいじめが増えています。
最近は法律も変わり、いじめの加害者になると、
重い罰則もあります。
被害者になって、
命を落としてしまった子もいるので、
当然と言えるでしょう。
文部科学省の調査によると、
SNSいじめを含むネットトラブルに起因する
深刻な被害が年々増加しています。
子どもは自律性が欠如すると、
こういった事件の加害者になる可能性があります。
日ごろから良好な親子関係を作り、
何かあればすぐに相談される関係にしておきましょう。
うつなどの気分障害
TwitterやYouTubeのコメント欄などを読むと、
誹謗中傷などがひどい状況になっています。
万が一、自分が被害者になってしまうと、
うつなどの気分障害になる可能性もあります。
これ以上関係すると危険と思ったら、
自ら距離を取れるようにするには、
自律性を養い良好な親子関係を作ることが大切です。
これが、スマホ依存症の改善にもつながります。
眼精疲労からの睡眠障害
毎日スマホを見ていると、
眼精疲労(目の疲れ)もひどくなります。
その結果、頭痛がひどくなったり、
首が痛くなったりもします。
また、寝る直前まで見ていると、
ブルーライトの影響で睡眠障害にも
発展します。
こういった特徴が出ていたら、
スマホを見る時間を減らすことが、
大切でしょう。
最低限守らせるべきルールはこれだ!

スマホ依存を解消するためには、
愛情バロメータを上げて
家庭を楽しくするのが最短ルートです。
じゃあその2つさえ守っていれば、
それ以外は好きなだけスマホを触ってもいいの?
というとそういうわけではありません。
最低限守るべきルールは、
親が決めないといけないです。
中学生や高校生もまだまだ子どもです。
大きな事件に巻き込まれる可能性も十分あります。
ルールを決めるときの3つのポイント
ルールを作るときに最も大切なのは、
子どもが「自分で決めた」と思えるかです。
親が一方的に決めたルールは守られません。
以下の3つを意識してみてください。
タイミング
子どもの機嫌が良い時、食後や休日の昼間に話し合う。
テスト直前や怒っている最中は避ける。
内容
「何時まで」「どこで使う(リビングのみ等)」
「どのアプリはOKか」など具体的に。
漠然と「1日2時間」ではなく、
「21時以降は親に預ける」など行動で決める。
守れなかったときのルール
最初から守れなくて当然という前提で、
守れた日を認め、
守れなかった日は責めずに再確認する。
詳しいルールの内容は次のページで解説しています。
動画で解説!!スマホ依存症を治す方法の詳細編




