テスト結果に落ち込む子どもへかける言葉を知りたい方へ

テストが悪くても、親の言葉で子は変わります

テストの点数が悪い子どもへの対応に関するページ内容

 

ここでは、

テストの点数が悪い子どもとの向き合い方
解説します。

 

子どもがテストで思うような
点数を取れなかった時、
親としてどんな言葉をかけるべきか
悩むことがあります。

 

実はこれ、
対応を間違えると危険です!

 

点数が取れない時の適切な声かけと
子どもとの向き合い方を
元教師の経験からまとめました。

 

正しい対応をすることで、
子どものやる気を下げずに
次への意欲を高めることができるはずです。


テストの点数が悪い時に親が言ってはいけない4つの言葉

子どもがテストで悪い点数をとってきたとき、
どのような反応をしていますか?
ここでお伝えする4つの言葉は、
基本的にはかけてはいけません。

 

 

これをかけると親子関係が悪くなり、
子どものやる気はさらに下がってしまうので
注意しましょう。

 

「なぜこの点数なの?」

言ってしまいがちな言葉ですが、やめましょう。
点が悪いのは、子ども自身もわかっています。
それなのに親からも「何この点?」と言われたら、
余計イライラするでしょう。

 

「そんなことは言われなくてもわかってる」
と子どもは言いたくなってしまいます。

 

「○○君は90点取ったらしいよ」

友達や兄姉と比べるような言い方も、やめましょう。
誰でも、他の人と比べられたくありません。

 

「お父さんなんて
最初のテストは全部90点以上だったぞ」という、
過去の自分と比べるような言葉もやめましょう。

 

「もっと勉強しなさい」

「勉強しなさい」という言葉では、
子どもは勉強しません。
言っても無駄どころか、
余計に子どもをイライラさせてしまいます。

 

「このままじゃ高校行けないよ」

これは不安をあおる言葉です。
一時的には効果があるかもしれません。
しかし、言われれば言われるほど、
嫌な気持ちになるでしょう。

 

 

これら4つの言葉を使っていると、
子どもから嫌がられ、やる気もなくしてしまいます。
言わないように注意しましょう。

 

点数が取れない子どもへの効果的な声かけと向き合い方

では、どうすればいいのでしょうか。
子どもの点数が悪かった場合、
次の4つのポイントを意識して
声かけしてみてください。

 

ねぎらいの言葉をかける

最初にかけてほしいのは、
「お疲れ様」という言葉です。

 

結果のいい悪いは置いておいて、
きちんとテストを受けたことに対して、
一言ねぎらいの言葉を伝えましょう。

 

言ってもらえるかどうかで、
子どもの気持ちも変わります。

 

できている部分を見つけて褒める

テストでは、できていたところも絶対あるはずです。
「今回こういう点数だったね。
でも漢字はきちんとできてるね」というように、

 

できているところをしっかり褒めましょう。
子どもも気持ち的に、楽になるはずです。

 

子どもの気持ちを聞く

「今回の点数は自分的にはどう?」という感じで、
子どもに気持ちを聞いてみましょう。

 

そもそも子ども自身、
いい点を取りたいと思っていなかったかもしれません。
その子に対して「いい点取れ」
と言っても伝わらないでしょう。

 

しかし本人が「本当ショックだった」
「もうこんな点数とりたくない」と言う場合、
次のテストはどうするかという話が
できるようになります。

 

そのため、まずは本人にどういう気持ちかを
聞いてみましょう。

 

改善点を一緒に考える

今回のテストに対して
子どもも不満な気持ちがあった場合は、

 

「そっかそれは残念だったね。
じゃあ次回どうしようか」と、
改善点を聞いてみましょう。

 

「1週間前から勉強してみるよ」
「次回はもっと回答を丁寧に書いてみようかな」
など自分なりに考えることができるはずです。

 

改善点がわからない場合、
親が提案してあげても問題ありません。

 

この4つのステップで、
次回に向けて気持ちをサポートしましょう。

 

テストで悪い点数を取った原因を見つける3つのチェック法

テストで悪い点数をとった原因が
わからない場合は、
基本的に3つのポイントをチェックしましょう。

 

  • 勉強時間
  • 勉強方法
  • 体調・環境・気持ち

 

です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

勉強時間

はじめに、どれぐらい勉強したかを確認しましょう。
テストで70点以上とるなら、
せめて2週間ぐらい前から、

 

平日は3時間ぐらい、
土日は5、6時間は勉強する必要があります。

 

もちろん、100人中1人2人ぐらいは、
ほとんど勉強せずに毎回90点とる子もいます。
しかし、99%の子はそんな能力はありません。

 

そのため、勉強時間が足りていたかを
チェックしましょう。

 

勉強方法

間違ったやり方をしていたら、
必要な勉強時間をかけても成績は上がりません。
効率のいいやり方に変えてみましょう。

 

※おすすめの勉強法は、
このページの最後に説明します。

 

体調・環境・気持ち

見落としがちですが、
体調、環境、気持ちもチェックすることが大事です。
友達関係で悩んでいたり、
風邪を引いていたりすると集中できないからです。

 

この辺りがどうだったかを、
親子で一緒に振り返りましょう。

 

勉強時間、勉強方法、体調や環境などはどうだったか、
子どもと一緒にチェックしながら、
今回よくなかったところを
一緒に考えることが必要です。

 

親のサポートで変わる!点数アップのための家庭学習法

最後に、次回のテストで
点数を上げる方法をお伝えします。
基本的には、3ステップあります。

 

 

これを一つずつやっていけば、
テストごとに成績を上げられるはずです。

 

STEP1:「気持ち」

最も大事なのは気持ちです。
子どもにやる気がなければ成績は上がりません。
そのため、

 

  • 心から行きたい進路を一緒に決める
  • ちょっとした目標とご褒美を決める

 

このような方法で、
まずはやる気を出していくことが大切です。
やる気はあったのにいい点が取れなかった場合、
悩みや友達トラブルなどがあった可能性もあります。

 

この場合は、解決へ向けて動くことで、
勉強に集中する気持ちが出てくるでしょう。

 

STEP2:「環境作り」

次に、環境作りです。
勉強するときには、集中できる環境が必要です。

 

周りの音が気になってしまう場合は、
集中できる部屋を用意するか、
塾などを検討しましょう。

 

子どもと話し合って、
一番やりやすい環境を作ることが大切です。

 

STEP3:「一緒に計画を立てる」

最後は、一緒に計画を立てていくことです。
このとき、親が決めた計画ではなく、
子どもが納得できる計画を作りましょう。

 

押し付けられた計画では、やる気が出ないからです。
親子で話し合いをしながら進めていきましょう。

 

上記のステップで
勉強時間が確保できる計画を立てることで、
勉強時間面はクリアできます。

 

 

あとは効率のいい勉強法を行うことで、
確実に成績を上げられます。

 

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ここまでお話ししてきた方法で
子どもへ寄り添うことで、
次回のテストで大逆転を狙えるでしょう。
ただし、

 

  • 「頑張ろう」と思っても

    やる気が継続しない

  • 部活で疲れて

    勉強時間が確保できない

 

こういった状況になっていませんか?
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