ごめんなさいが言えない子供を変えたい母親へ

素直に謝れる子どもになります!

謝らない子どもの対応法に関するページ内容

 

ここでは、

ごめんなさいが言えない子供の特徴と対応法
について解説します。

 

何か悪いことをしても
素直に謝ろうとしない子どもに
困ってしまうことがあります。
なぜ謝れないのか理由が分からないと対応に悩みます。

 

実はこれ、
無理に謝らせると危険です!

 

謝らない子どもの心理的な特徴と
親ができる適切な対応方法を
元教師の経験からまとめました。

 

子どもの気持ちを理解した対応をすることで、
自然に謝ることができるようになり
責任感を育てることができるはずです。


謝らない子どもの4つの特徴と行動パターン

子どもが「素直に謝れない子」
になっていないかを見分けるには、
注意したときの反応を
チェックしてみましょう。

 

 

ひとつでも当てはまるなら、
「ごめんなさい」が言えなく
なり始めているサインです。

 

言い訳型

何か言われたときに「だって○○がやっていたから」
と人のせいにするのが特徴です。
状況のせいにすることもあります。

 

逆切れ型

「いちいちうるさいわ」というように
逆に怒ってしまうタイプです。
本来は自分の方が悪いのに、
注意されたことを打ち消そうとします。

 

沈黙型

親が「なんでこんなことをしたの」
と問いかけても固まってしまう子です。
何も言わずに目をそらしたり、
ひどい場合は部屋に引きこもってしまいます。

 

棒読み型

「はいはいはい、ごめんね」のように、
とりあえず謝ります。
しかし、心はこもっていません。
これでは、謝っていないのと同じです。

 

ごめんなさいが言えない小中学生は、
この4つのどれかに当てはまります。
1つでも当てはまる場合は、
早めの対応が必要です。

 

なぜ謝らないのか?子どもの心理的背景を解説

では、なぜ素直に謝ることが
できないのでしょうか。

 

 

小中学生の子どもが、
「ごめんなさい」と言えなくなってしまう
理由は主に3つあります。

 

恥ずかしいから

友達が周りにいるときに怒られると、
恥ずかしくて謝れない子がいます。
こういう場合は、必ず別の場所に連れていきましょう。

 

1対1の状態で話をすれば、
きちんと謝れるようになります。

 

負けを認めたくないから

プライドが高く、
謝ることを「負け」だと感じてしまう子どももいます。
この場合もみんなの前で注意するよりも、
1対1で落ち着いて話した方がうまくいきます。

 

また、冷静になってから話をしましょう。
その方が、自分の悪さが理解できます。

 

謝っても意味がないから

過去に、謝ったのに
もっとひどく怒られた経験がある場合です。
「謝っても許してくれない」
という気持ちになっています。

 

この場合は、
今後謝ったときの対応を変える必要があります。

 

以上3つが、子どもが謝ろうとしない理由です。
どのパターンも、親のアプローチ次第で
子どもを変えることができます。

 

 

では、どのように対応していけば
いいのでしょうか。

 

ごめんなさいが言えない小中学生に親ができる対応法

子どもが悪いことをしたときの対応方法を、
3つのステップで解説しましょう。

 

 

順番にやっていくことで、
素直に「ごめんなさい」が
言える子になります。

 

ステップ1:まずは子どもの気持ちを受け止める

いきなり「何やってんの」と叱るのではなく、
子どもの気持ちを受け止めましょう。
たとえば、物を壊してしまったときは
「なんでこうなっちゃったの」と聞きます。

 

子どもが「こういう理由でなった」と言ったら、
「そうか、それは大変だったね」
と状況を受け止めましょう。

 

ステップ2:落ち着いてから、一緒に解決策を考える

子どもは失敗したり、悪いことをしたりしたときは、
パニックになっていることがあります。
まずは深呼吸して、
子どもが少し落ち着くまで待ちましょう。

 

その上で、
「次はどうするといいかな?」という感じで、
解決策を一緒に考えていきましょう。

 

謝ることも大事ですが、
同じ失敗を繰り返さないことの方が大切です。

 

ステップ3:自然に謝れるようにする

ここまでやると、
子どもは自分が良くなかったことを
理解できます。

 

その上で「こういうときは何て言うの?」
と聞いてあげましょう。

 

自分が悪いと理解していれば、
「今回は良くなかった、ごめんなさい」
と言えるようになります。

 

以上3ステップを行うことで、
子どもも冷静に謝ることができるはずです。

 

素直にごめんなさいが言える子に育てる日常の関わり方

上記の対応をすれば、
その場では謝れるようになるでしょう。
ただし、できれば自然と「ごめんなさい」が
言える子になってほしいですよね。

 

 

そのためには、
普段から次の3つの取り組みを
意識することが大切です。

 

愛情バロメータを上げる

お父さんお母さんの愛情が子どもにきちんと届くと、
子どもの心の中の愛情バロメータが上がります。
これが上がると親子関係が良くなり、
子どもは反発しにくくなります。

 

逆に愛情バロメータが下がると、
明らかに子どもが悪いことをしても
無条件で反発するようになります。

 

そのため、愛情バロメータを
上げておくようにしましょう。
子どもの要求をできる限り聞くと、
自然と上がっていきます。

 

親が見本になる

親が見本になって、
謝る姿勢を見せることも大切です。
親が謝れないと、
子どもも親の真似をして謝らなくなるからです。

 

自分が悪いことをしたときは、
真っ先に「ごめんなさい」と言いましょう。

こうした姿勢を見せることで、
子どもも変わります。

 

また、子どもがきちんと謝ったときは
素直に受け止めることも必要です。
過去の過ちを言い続けることは、
やめましょう。

 

初めての失敗は叱らない

意図的にやった失敗は別ですが、
うっかりやってしまった失敗は
叱るべきではありません。

 

なんでそうなったかを聞いて、
二度とやらないように
対策を一緒に考えていきましょう。

 

叱るべきなのは、わざと悪いことをしたり、
何度も注意しているのに予防策をやらずに
同じことを繰り返しているときです。

 

基本的に1回目は、
不注意でやってしまったことなので
強く叱る必要はありません。

 

普段からこれらのことを意識することで、
日常の中で自然に「ごめんなさい」が言える子になります。

 

 

お子さんができれば小学生、
遅くとも中学生のころから、
こういった対応をしておきましょう。

 

【必読】最短で愛情バロメータを上げるテクニック

思春期の子育て無料講座

前述したように、
謝れる子どもになるには、
愛情バロメータを上げておくことが
大切です。

 

 

これができていれば、
子どもは親の話を聞いてくれるようになります。
また心が安定するため、
子どもの反抗期を和らげることができるでしょう。

 

 

今、「子どもが素直に謝れない」
「反抗期がひどく会話ができない」
このように悩んでいる場合、
読んでいただきたいものがあります。

 

 

私が無料で配信している
思春期の子育て講座です。
この講座では、

 

  • 思春期の子どもの心理状態
  • 子どもが喜ぶ親の接し方
  • 上手に子どもを勉強させる方法

 

などを公開しています。
既に8万人以上の方に
読んでいただいた講座
です。

 

 

読んでいただくだけで、
あなたとお子さんの関係は良くなり、
子育てが楽になるはずです。

 

 

子育ての今なら3,980円で販売していた、
「思春期の子育てマニュアル」
を無料でプレゼントしています。
こちらも参考にしていただければ幸いです。

 

 

※PTA講演会などでも話している内容で、書籍化もされています。

 

動画で解説!!謝らない子に親ができる対応法の詳細編

 

中学生の反抗期対策の記事一覧に戻る

 

中学生の勉強方法TOPに戻る